外壁塗装による効果と目的
2021.3.22
家の塗装には、どんな意味があるのかをご存知でしょうか。
パッと思いつくのは、「家をキレイにする」という意味でしょう。塗装をすることで、新築時のような美しさが取り戻せるのは、塗装の魅力の一つです。
では、それ以外の意味については、いかがでしょうか。
世間一般ではあまり知られていませんが、塗装には家をキレイにする以外にも、「家を守る」という重要な意味があります。さらに選ぶ塗料の種類によっては、「機能性を付加する」という意味もあるのです。
この記事では、「家をキレイにする」「家を守る」「機能性を付加する」という塗装の意味を具体的にご紹介します。
そもそも“塗装”には、3つの意味がある
先述の通り、塗装には「家をキレイにする」「家を守る」「機能性を付加する」という3つの意味があります。下記、それぞれの意味を掘り下げてご紹介してまいります。
家をキレイにする(美観性)
こちらは説明するまでもないかもしれませんが、塗装をすることで、家は新築時のような美しさを取り戻せます。
また塗装する際、これまでと異なる色の塗料を選べば、家がキレイになるだけでなく、家のイメージチェンジを図ることも可能です。
雨風や紫外線から家を守る(保護)
塗装には、雨風や紫外線などの外部環境から家を守るという役割もあります。塗装後にできる、塗膜と呼ばれる塗料の膜が鎧となって、家の内部に浸入する水を防ぎ、紫外線の影響を最小限に食い止めるのです。もしも塗装をしなければ、家の内部に浸入した水が躯体を腐食させ、紫外線は劣化を誘発し、あっという間に家は寿命を迎えてしまうでしょう。
ここで把握しておきたいのは、塗膜のチカラは永久的なものではないということです。時間の経過とともに、少しずつ劣化は進行し、目安としては約10年で本来の性能を発揮できなくなっていきます。そこで、塗膜に家を守り続けてもらうためには、定期的な塗り替えが必要となるのです。
機能性を付加する(防水・防カビetc…)
塗装時に機能性のある塗料を選べば、塗装することで、家はさらに住みやすく、快適になります。たとえば、防水性能をもつ弾性塗料を塗装すると、壁がひび割れても建物内部への水の浸入を防ぐことができ、防カビ塗料を塗装すると塗装箇所におけるカビの発生を抑えることができます*。
塗料の機能は、「防水」「防カビ」「遮熱」「断熱」「低汚染」「セルフクリーニング」など、様々。同じ性能でも各塗料メーカーによって実際の性能に違いがあるため、詳細な性能は塗料ごとに確認するのがオススメです
まとめ
今回ご紹介した塗装の意味については「家をキレイにする」「家を守る」「機能性を付加する」でした。
約10年間塗装をしていない場合は一度診断されることをお勧めします。