外壁塗装なら季節はいつがいい?
2021.3.22
季節ごとの傾向
よく「外壁塗装は春か秋がいい」と言われます。
その理由としては「雨が少ない」や「塗料が乾きやすい」が上げられます。
実際に春と秋は最繁忙期で、とくに秋から年末にかけて塗装職人は多忙を極めます。
秋が繁忙期になる流れは、以下のとおりです。
・年明けごろから塗装業者の販促が始まる
・春から夏ごろ施主(工事依頼者)の検討時期
・秋から年末まで施工が多くなる
一方、閑散期は1~2月です。降雪や霜によって、塗装できない地域が多い時期ですね。
それから6~8月は雨が降りやすく、割と塗装工事が少ない時期です。
外壁塗装の、四季の傾向を表にまとめてみましょう。
夏や真冬は閑散期ですが、塗装工事ができないということはありません。
外壁塗装ができない条件
昨今、塗料の品質向上によりオールシーズン塗装ができるようになりました。
ですが、以下の条件は塗装に向きません。
・気温5℃以下
・湿度85%以上
・雨や雪の日
・塗装面の温度が高すぎる
・結露している
以上の条件により、夏や冬は制約を受ける日が多くなります。
ですから、春や秋が塗装に適した時期と言われるのです。
ですが、近年は年間通して天気が安定しない傾向にあります。
過去のデータが必ずしも役に立つわけではありません。
ゲリラ豪雨や長雨も、多くなってきた印象があります。
今後は、雨に対する塗装業者の対応力がますます重要になってくるでしょう。
・突然の雨にも素早い養生で対応できる
・適切な工事延期の判断ができる
・雨で中止になった工事の再段取りがうまい
塗装業者を選ぶときは、上述の対応力があるか確認しておきたいところです。
まとめ:外壁塗装の塗り替え時期の目安
外壁塗装に適した季節(シーズン)は一般的には「春か秋が良い」と言われています。
夏や冬であっても条件さえ整えば塗装することは可能ですが、雨やその他の原因で工事が長引くことがあるので理解しておくことが重要です。