外壁塗装費用の内訳を解説
2021.3.26
「外壁塗装って、何に費用がかかるの?」
「外壁塗装の相場はいくらくらい?」
「この内訳って、適正なの?」
外壁塗装の内訳が気になる人は、こんな悩みを持っていませんか?
実は、外壁塗装は塗料を含む材料費、人件費、足場代、その他と4つが含まれています。そして、外壁塗装の相場は一戸建て30坪で「80万~120万円」です。
また、屋根塗装も合わせると「100万~150万」くらいになります。
もちろん、坪数や築年数によって外壁塗装の平均相場は変わってきます。そして、外壁塗装は条件により戸建てごとに違うので、あくまで目安です。参考程度に留めておきましょう。
この記事では、外壁塗装の内訳について疑問に感じる人のために、外壁塗装の費用相場、外壁塗装の内訳、内訳の相場について解説していきます。
これで、もう内訳について不安に感じる必要はありません。
最後まで読めば、外壁塗装を依頼する時の注意点も解説します。ぜひ、ご覧ください。
外壁塗装の内訳は、主に4つに分けられます。
これは「材料費(塗装代)」「人件費」「足場代」「その他」です。
費用の比率は、材料費(塗装代)が20%、人件費が30%、足場代が20%、その他が約30%になります。今回はわかりやすく一戸建て30坪,外壁塗装,100万円,施工期間2週間として説明します。
それでは、内訳について見ていきましょう。
材料費(塗料代)20万円
材料費とは、外壁塗装に使われる材料の費用です。
塗料、養生、コーキングの打替などが含まれます。塗料が17万円、他養生やコーキング等が3万円くらいが一般的です。
塗料は種類によって費用が違い一番安いものだとアクリル、高いものだと無機塗料がありますが一般的にはシリコンやセラミック塗料を使う場合が多いです。
基本的に、外構塗装に使われる材料の費用だと覚えておいてください。
人件費 30万円
人件費とは、外壁塗装を行う職人、作業員に対しての費用です。これは、外壁塗装に関わる人数と日数によって算出されます。
ちなみに人数についてですが、もし職人のレベルが高い場合は通常よりも費用が高くなってしまうことを押さえておいてください。一般的には1日2万円~2.5万円で計算することが多いです。
施工は約2週間かかるため2万円×15日で30万円になります。
基本的に、外壁塗装を行う人たちに払う「給与」のような費用だと覚えておきましょう。
足場代 20万円
足場代とは、外壁塗装を行う際に必要な足場を組み立てる費用です。
これは、足場の材料を運ぶ運搬費と、足場を組む施工費、足場を解体する施工費を合わせたものになります。
「無料」を謳う業者もいますが、全体の費用の約2割を占め、なおかつ国家資格が必要な組立作業を無料で行うことはできません。
職人が安全な環境で質の高い仕事を行うためにも、足場代は大切です。
その他 30万円
材料費、人件費、足場代以外にかかる外壁塗装の費用です。ここには、外壁塗装を行う業者の利益も含まれています。
他にも、現場へ向かう移動費、業者の車を置く駐車代、保険費、印紙代や事務手数料、広告費、中間マージンなど(紹介料)があります。
その他の費用だけでも、全体の3割近くを占めているので、内訳を確認する時はどのような費用が含まれているか注意しましょう。
まとめ
今回は外壁塗装費用の内訳についての説明をしました。
材料費20%,人件費30%,足場代20%,その他30%の割合でした。
これは目安の割合なので多少前後することはあります。
お見積書にはこのような書き方はされていないため、分かりにくいですが大まかに知っておくことで詐欺業者やぼったくり業者に引っかかりにくくなるため、覚えておくと良いと思います。