これだけ知れば大丈夫!【外壁塗装の基礎知識】
2021.3.26
目次
塗装施工内容
住宅は古くなってきたら定期的に外壁塗装をした方が良いと言われています外壁塗装をすると確かに見た目は綺麗になりますが、わざわざコストをかけてまで外壁を綺麗に塗装する理由は何だろうと感じている人もいるでしょう。そこで外壁塗装をするメリットをご紹介します。
壁塗装は外観を美しくするだけではない
新築した家は、時間の経過とともに古くなるのは避けられません。古くなると外壁の塗装が劣化して剥げてきます。そういった場合は、外壁を塗り直すことによって、住宅は新しく綺麗に生まれ変わります。
また、外壁塗装のメリットは外観が良くなることだけにとどまらないことを知っておく必要があります。外観塗装をすることで、塗装された壁はしっかりコーティングされた状態になります。その結果、さまざまなメリットが生まれます。これからご紹介する外壁塗装のメリットが理解できれば外壁塗装を検討したいと思うようになるでしょう。
塗装で耐久性が高まり、寿命を延ばす
外観が綺麗になる以外の外壁塗装のメリットとしては、まず、耐久性が高まり住宅の寿命が延びることが挙げられます。住宅寿命が延びることは財産価値の維持につながりますし、耐久性が高まることによって安全に過ごせることにつながっています。
壁材にとって水分は耐久性を減らしてしまう大きな原因となっていますので、外壁塗装により水分をシャットアウトすることによって壁材のダメージを抑えることになり、耐久性がアップすることにつながります。
防水性・透湿性を高めて、カビやシロアリなどの被害を防ぐ
外壁塗装をして外からの水分の侵入を食い止めることによって、住宅の耐久性を高め寿命を延ばせますが、外壁塗装による水分対策には、もう1つ別のメリットもあります。それはカビ対策やシロアリ対策になることです。
外壁塗装をすることで、壁材から水分をシャットアウトすることができます。これは、壁材の腐食を防ぐことに役立つと同時に、カビやシロアリが好む水分の多い環境を作らない効果も期待できます。
断熱効果・遮熱効果を高めて室内を快適に
外壁塗装には断熱性能をアップする効果や遮熱効果を高めるメリットもあります。断熱とは、住宅内部の温度を外に逃がさないことで、冷房で冷やした空気を外に逃がさない性能や暖房で暖まった空気を室内にとどめておく性能を断熱性能といいます。
施工内容
施工前のご挨拶
⼯事の開始前に、近隣の方々へご挨拶に伺います。
足場組み立て
仮設⾜場を設置します。作業性の良い⾜場を架けることにより、職⼈の安全性が保たれ、塗装の技術を余すことなく発揮することで高品質な施⼯が出来ます。
高圧洗浄
壁や屋根の不純物をきちんと洗浄して取り除く事で、塗料が壁に密着しやすくなります。
養生
サッシや窓ガラス、外についているガスメーターや水道管などに塗料が付かないようにします。
劣化補修
塗料を塗る前に、クラックや目地などの修繕を⾏います。
下地調整
上塗りとなる塗料が壁面に付着するよう、塗装する下地面の汚れを落とし、劣化部分に処理を施して平滑に整えます。
塗装開始
下塗り
壁に以前塗られた既存塗膜の効果を消す役割や、上塗り塗料の外壁への密着性を高める役割があり、その後何年間も塗料が壁に密着する上で非常に重要です。
中塗り・上塗り
三度塗りのうちの2回目と3回目はそれぞれ中塗り、上塗りといい、この二回の重ね塗りすることによって、耐久性が高くムラのない均一な塗膜が完成します。
最終確認・工事検査完了
塗装が終わると養⽣を外し、現場管理者が細部に渡って仕上がりを確認する完了検査を⾏います。その後お客様と⼀緒に外壁全体を⾒て、塗装に不備がないか、気になる点はないか確認をします。お客様が施⼯にご納得いただきましたら、⾜場を解体します。
詳しくはこちらを御覧ください→お問い合わせからの流れ
施工日数
施工日数は最短で2週間(半月)でどんなに長くても1ヶ月はかかりません。
例外として家が極端に大きいことや雨天が続く場合は1ヶ月ほどになる場合があります。
詳しくはこちらを御覧ください→こんなに多い!?外壁塗装の工程と日数
一般的な相場
一戸建て外壁塗装のみの場合80万円~120万円が相場になり、屋根塗装も含めると100万円~150万円が相場になります。
*張替えが必要なまでに傷んでいる場合は200万円ほどになることがあります。
詳しくはこちらを御覧ください→外壁塗装費用の内訳を解説
まとめ
これだけ知れば大丈夫【外壁塗装の基礎知識】ということでざっくり要点をまとめてみましたが、どうだったでしょうか?
塗装を検討している方は一度近くの塗装業者に連絡することで、塗装が必要かどうか診断してくれると思うので試してみてはいかがでしょうか?