【外壁塗装】飛び込み訪問営業は危険?優良業者を見つけるポイントを解説
2024.8.28
「塗装工事の訪問営業が来たけど、契約しちゃって大丈夫?」と、お困りではありませんか?
この記事では訪問営業はどんなものなのか、本当に契約をしても大丈夫なのか。といった情報をまとめています。
また、記事内では適正価格で高品質な優良業者を見つけるためのポイントも解説。
本当に満足のいく塗装工事を実施できるよう優良業者を見つけるポイントをお伝えします。
飛び込みで営業スタッフが来て不安に感じている方や、親切丁寧な塗装業者をお探しの方は、ぜひ参考にしてみてくださいませ。
目次
塗装工事の訪問営業が来た!どう対応すればいい?
マイホームを購入して数年~十数年が経過すると、住宅の外壁には汚れやヒビ割れなどの劣化が現れます。
もしかして、おなたのご自宅にやってきた営業スタッフは次のような宣伝文句を話していませんでしたか?
塗装業者の訪問営業でよくある販売手口を確認してみましょう。
ケース①「今、契約すれば大幅値引きします…」
外壁塗装の飛び込み営業の手法として多いのが大幅値引きを文句とした売込営業です。
「通常150万円の外壁塗装を、いま契約すればキャンペーン価格で100万円まで値引きします」
「近所で塗装工事をやっているので、その足場を再利用して安くできますよ!」
営業スタッフがこういったセールストークをしてきたら、ひとまず疑ってかかるのが賢明です。
最初に高額な値段を提示して大幅な値引きがあるように見せかけているので、適正な値引きなのか不透明です。
また、ネットで調べた外壁塗装の相場より大幅に安いからといって、安易に訪問営業で即決をするのも危険です。
あまりにも格安すぎる塗装工事は。様々な手抜き工事のリスクをはらんでいます。
どんなに値段が安くても、手抜き工事をされては意味がありません。
大幅な値引きに魅力を感じても、ひとまずその営業スタッフには帰って貰い、じっくり考えるようにしましょう。
もし「今、契約をしないとこの価格ではできない」と言われても、即決はしないことが大切です。
ケース②「今すぐ工事をしないと外壁が崩れて損害賠償が発生するかも…」
塗装工事の営業担当者の中には、危険をあおって契約を急がせる人もいます。
次のように不安を煽ってくるかもしれません。
「外壁にカビが生えていて、お子さんの健康に悪影響がでるかも」
「塗装が剥がれているので、今すぐ外壁を直さないと数か月後には崩れてしまうかも」
たしかに、外壁のカビや塗装の剥がれは外壁塗装をするべきサインです。
しかし、外壁の劣化は長い時間をかけて進んでいくので「今すぐ工事をしなければ数ヶ月後には確実に崩れる」といった事は余程のことがない限りありません。
外壁塗装には数十万円から百数十万円という大きな工事費用が必要になるので、
営業の話だけを鵜呑みにして、即決するのはリスクがあります。
ケース③「屋根の無料点検でひび割れが見つかり…」
訪問営業を受けている中で、無料で外壁や屋根の点検の提案をされる場合があります。
「無料なら点検だけでもお願いしようかな?」と考えがちですが、屋根点検にはリスクもあります。
例えば、最近の住宅で使用されることが多い「スレート」と呼ばれる屋根材は、とてももろく、強く踏みつけたり叩いたりなどの衝撃を与えると簡単にひび割れてしまします。
訪れた訪問スタッフが屋根に登った時に故意にスレートを踏み割り、「屋根にひび割れがある」と言って補修や塗装を勧めてくる可能性はゼロではありません。
(ここまで悪意ある営業は、まずいないと願いたいものですが…)
こういった営業手法は「点検商法」と呼ばれ、塗装分野以外でもトラブルのもとになっています。
点検商法を用いる訪問営業は「無料」という言葉を使って巧みに契約を取ろうとするので、屋根点検にはリスクがあることを覚えておきましょう。
先ほどの項目で塗装業者の手口を紹介した通り、外壁塗装や屋根塗装を訪問営業の業者と契約をすることにはリスクがあります。
訪問営業のすべてが危険だとは言い切れませんが、その場で即決をして契約をするのは控えた方が賢明です。
適正価格で高品質な塗装工事を実施する方法
塗装工事を行う業者の中には、訪問営業を実施していないところも多いです。
こちらでは、訪問営業の業者以外も視野に入れて、優良業者を見つけるためのコツをお伝えします。
◆複数の業者から見積りをとる◆
手抜き工事のない高品質な外壁塗装工事を適正価格で実施するためには、複数の塗装業者から見積もりを取る事も大切です。
複数の業者から見積もりを取ることには、次のようなメリットがあります。
・値段を比較できる
・工事の内容や材料を比較できる
・「この業者、おかしいかも…?」と違和感に気づける
複数の業者から塗装工事の見積もりを取れば、工事費用を比較できるのは当然ですし、見積り書には値段算出の根拠となる内訳(『足場代:〇〇円、塗料代;〇〇円』など)が記載されているので、どの項目にいくらぐらいかかるのかの目安にも出来ます。
見積り書を比較する中で、業者によってはやけに工賃が高かったり、〈一式:〇〇円〉等とざっくりした項目で記載されていたり。
このような少し疑問に感じるポイントに気づけます。その違和感に気づけたら、本当に優良な業者を見つけやすくなるはずです。
訪問販売の営業がやって来たら、即決はせず別の業者へ見積り依頼をして比較してみる事が大切です。
訪問営業の業者が内容に問題なく、価格にも納得できるのであれば、その時に改めて契約を結べばいいのです。