外壁塗装による効果と目的
2024.9.13
家の塗装にはどんな意味があるのかごぞんじでしょうか。
パッと思いつくのは「家をキレイにする」という意味でしょう。塗装をする事で、新築時のような美しさが取り戻せるのは、塗装の魅力の一つです。
では、それ以外の意味については如何でしょうか。
当社の記事を読んで頂いている皆さまは既にご存じかとは思いますが、塗装には家をキレイに見せる以外にも、「家を守る」という重要な意味があります。さらに選ぶ塗料の種類によっては、「機能性を付加する」という意味もあります。
この記事では、「家をキレイにする」「家を守る」「機能性を付加する」という塗装の意味を具体的にご紹介します。
そもそも“塗装”には、3つの意味がある
先述の通り、塗装には「家をキレイにする」「家を守る」「機能性を付加する」という3つの意味があります。
下記にそれぞれの意味を掘り下げて簡潔にご説明していきます。
家をキレイにする(美観性)
こちらは説明をするまでもないかもしれませんが、塗装をすることで家の外観は新築時のような美しさを取り戻せます。
また、塗装をする際、これまでと異なる色の塗料を選べば、家のイメージチェンジを図ることも可能です。
雨風や紫外線から家を守る(保護)
塗装には雨風や紫外線などの外部環境から家を守るという役割もあります。
塗装後にできる、塗膜と呼ばれる塗料の膜が鎧となって、家の内部に侵入する水を防ぎ、紫外線の影響を最小限に食い止めるのです。
もしも何年も塗装(メンテナンス)をしなければ、家の内部に侵入した水が躯体を腐食させ、紫外線は劣化を誘発し、あっという間に家は寿命を迎えてしまうでしょう。
ここで把握をしておきたいのは、塗膜のチカラは永久的なものではないということです。時間の経過とともに少しずつ劣化は進行し、目安としては約10年で本来の性能を発揮できなくなっていきます。そこで、塗膜に家を守り続けてもらうためには、定期的な塗替えが必要となるのです。
機能性を付加する(防水・防カビetc…)
塗装時に機能性のある塗料を選べば、塗装をする事で家はさらに住みやすく、快適になります。
例えば、防水性能をもつ弾性塗料で塗装をすると、壁がヒビ割れていても建物内部への水の侵入を防ぐことができ、防カビ塗料を塗装すると塗装箇所におけるカビの発生を抑える事が出来ます。
塗料の機能は、「防水」「防カビ」「遮熱」「断熱」「低汚染」「セルフクリーニング」など様々です。
同じ性能でも各塗料メーカーによって実際の性能には違いがあるため、詳細な性能は塗料ごとに確認することをお勧めします。
まとめ
今回ご紹介した塗装の意味については「家をキレイにする」「家を守る」「機能を付加する」でした。
前回お使いになられた塗料によって耐久年数は異なりますが、10年間メンテナンス(塗装)をされていない場合は一度、外壁・屋根の診断をされることをお勧めします。