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雨樋の役割と各部位の名称

2024.9.27

屋根に降った雨水を集め、地上や下水に排水させるための設備、雨樋(あまどい)

雪が降ったとき、台風や強風、大雨などで雨樋はダメージを受けやすい場所でもあります。

壊れてしまった、歪んでしまったけどそのまま、というお話を伺うこともありますが、

建物の腐食を防ぐために大切な役割を持つ雨樋。

(雨樋がこわれるとどうなるかは、最後に書いてありますので読んでみてくださいね)

今回は雨樋の各部位の役割と名称についてご説明をいたします。

 

 

軒樋(のきどい)

屋根の軒先に取付けられた水平方向の雨樋。

屋根の上に降った雨水を集めます。

実は、特定の方向に勾配が付けられており、その方向に雨水を流すようになっています。

 

 

 

堅樋・縦樋(たてどい)

垂直方向に取付けられた雨樋。雨水を地上や下水へと導きます。

 

 

 

集水機(しゅうすいき)・上合(じょうごう)

横桶と堅桶の交差する部分に取付けられた箱状のもの。

軒桶を流れてきた雨水を集め、堅桶へと流しこみます。

 

 

 

軒天(のきてん)

屋根の真下部分にある壁、外壁から外側に出ている、屋根の裏部分のことです。

外壁や屋根同様、軒天も雨風や紫外線にさらされるため劣化します。

軒天に雨のしみや湿っているなどの症状があった場合、屋根に雨が侵入している可能性があります。

 

 

 

 

雨樋が壊れてしまったらどうなる?

 

雨樋の破損・不具合をそのままにしておくと、雨漏りの危険性を高めます。

雨樋が壊れて雨水の流れを壊してしまうと、外壁に雨水がかかるようになります。

もし、外壁にヒビ割れなどがあった場合、そこから雨水が侵入して雨漏れを引き起こします。

 

さらに雨漏りが進行するとカビやシロアリの被害が出ることも…。

そうなったら多額のリフォーム費用がかかってしまいます。

「あの時、雨樋の修理をしていたら…」と、後悔をする前に雨樋の異変を感じたら、お気軽にご相談ください。

 

 

 

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