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屋根の棟板金について

2025.9.19

こんにちは!

事務員のこっそりブログです~☆

 

つい先日、お客様から「近所で工事をしているという業者の人から屋根が浮いていると言われまして…」とお話をお聞きしました。

なかなか目視できない箇所ですので、屋根の棟部分について簡単ではありますが記しておきますね!

 

棟板金は屋根の頂点に位置する部分で、屋根の両側が合わさる部分です。

 

おそらく…ですが「屋根が浮いている」というのは印で囲った部分を見ての指摘だとは思いますが…こちらのサイトでも何度も記載していますが、「屋根が浮いている…」は、訪問営業の常とう句でもありますのでご注意くださいませ。

(そもそも見えにくい箇所なのに本当に見えているのかも疑問です)

詳しくはコチラの記事を→ 悪質な訪問販売にはご注意ください。

 

 

しかしながら、棟板金は、雨風の影響をもっとも受けやすい箇所にあり、

棟板金の釘浮きは早くて築6年くらいから、棟板金本体の浮きは10年目頃、そのままメンテナンスをせず放置しておくと下地の貫板までも腐食してしまいます。

下地の貫板も腐食すると、貫板ごと剥がれてしまうケースもあります。

剥がれてしまうと、飛んだ板金材が近隣の車や建物、最悪は人にあたってしまうこともありとても危険です。また、板金材や下地材が剥がれた状態が続くと、ビス穴から雨水が入り込んで雨漏りする可能性もあります。

そのような事態になる前にメンテナンスをする事をお勧め致します。

 

 

 

棟板金の釘が抜けかけています。

(金属の「熱膨張」と「収縮」の繰り返しや、経年劣化など様々な理由で釘は緩んできます)

 

 

既存の板金材(棟包み)を解体しました。

下地の貫板は水分を含んで腐食が見受けられます。

 

 

 

 

ここからは、施工の手順を簡単にご説明していきますね!

 

古い貫板を取り外し、新しい下地へ交換をします。

下地の種類は、木材以外にも樹脂製の物や金属製の物のあります。

ご予算等、様々な条件が御座いますがお選び頂く事も可能です。

 

 

 

 

新しい棟板金をとりつけます。

側面からビスを打ち込みしっかり固定します。

 

 

 

板金板の繫目もしっかりシーリング材を打設します。

 

 

 

屋根の塗装前に錆止め処理もします。

 

 

 

通常通り屋根塗料で塗装します(3回塗り)

 

 

 

屋根の補修&塗装 完了です!

 

 

施工の流れも記させて頂きましたが、

棟板金が浮いてしまっていないか、釘が抜けていないか定期的な点検をおススメ致します。

 

何度も記載しますが、

屋根の点検での訪問販売も多いです。

点検の際は信用ある業者に依頼するようにしてくだいね!

 

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