【塗装の基礎知識】失敗しないための知識と方法
2021.3.12
目次
塗装はお家の化粧
「外壁塗装」「屋根塗装」とひとことで言っても…
イメージするのは、ちょっとペンキの付いた作業服にヘルメット。
工事の様子はなんとも男性的な感じがして
女性にはわかりにくいなぁ…とお感じの方もいるのではないでしょうか?
「外壁塗装」「屋根塗装」は、”女性のお化粧”に例えられます
今回は、塗装の工程をお化粧に例えてお話しますね(*´▽`*)
女性はもちろん男性の方にもお読み頂きたい、「外壁塗装の施工工程」♪
ご覧ください~!
どうでしたか?
このように見ると意外とわかりやすいな~って思いませんか?
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再塗装は〇○年、材料の種類と値段
外壁は、紫外線を含んだ直射日光と雨風に毎日晒されているため、日々劣化し続けており、外壁や屋根の塗装に生じた色あせや、カビ・コケなどの汚れは数年から十数年の時間をかけて蓄積され、さらにそのまま何もせずに数十年放置すると家は老朽化し、人が住めない状態になってしまいます。
大切な家をそんな状態にしないためにも
外壁や屋根のリフォーム工事は約10年に1度行うことがよいとされています。
しかし、本当は下表のように材料によって耐用年数が異なるので、一概に10年とは言い切れません。値段が安すぎると思ったら見積もり時に聞いてみることをお勧めします。
料金の内訳、業者ごとの値段の差
外壁塗装の内訳は、主に4つに分けられます。
これは「材料費(塗装代)」「人件費」「足場代」「その他」です。
費用の比率は、材料費(塗装代)が20%、人件費が30%、足場代が20%、その他が約30%になります。
それでは、内訳について詳しく見ていきましょう。
材料費(塗料代)
材料費とは、外壁塗装に使われる材料の費用です。
塗料はもちろん、養生、コーキングの打替などが含まれます。また、塗料は種類によって費用が違い、一番安いものだとアクリル、高いものだと無機塗料があります。
基本的に、外構塗装に使われる材料の費用だと覚えておいてください。
人件費
人件費とは、外壁塗装を行う職人、作業員に対しての費用です。
これは、外壁塗装に関わる人数と日数によって算出されます。
ちなみに人数についてですが、
もし職人のレベルが高い場合は通常よりも費用が高くなってしまうことを押さえておいてください。
基本的に、外壁塗装を行う人たちに払う「給与」のような費用だと覚えておきましょう。
足場代
足場代とは、外壁塗装を行う際に必要な足場を組み立てる費用です。
これは、足場の材料を運ぶ運搬費と、足場を組む施工費を合わせたものになります。
「無料」を謳う業者もいますが、全体の費用の約2割を占め、
なおかつ国家資格が必要な組立作業を無料で行うことはできません。
職人が安全な環境で質の高い仕事を行えるためにも、足場代は大切になります。
その他
材料費、人件費、足場代以外にかかる外壁塗装の費用です。ここには、外壁塗装を行う業者の利益も含まれています。
他にも、中間マージン(紹介手数料)、現場へ向かう移動費や、業者の車を置く駐車代、保険費、印紙代や事務手数料などがあります。
その他の費用だけでも、全体の3割近くを占めているので、内訳を確認する時はどのような費用が含まれているか注意しましょう。
危ない業者と良い業者の見分け方
危ない業者と良い業者見分ける方法はおおまかに2つあります。1つずつ見ていきましょう。
相見積もりをとる
相見積もりが1番効果的なやり方です。数社の値段を比べて低すぎないか、高すぎないかを確認しましょう。低すぎる場合には詐欺を、高すぎる場合にはぼったくりをしている場合が大半です。
大きすぎない家ならば外壁、屋根塗装で100万~130万円が一般的です。たまに80万円や150万円ということもありますが、50万円や200万円になることは滅多にありません。
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質問をする
お客様のわからないことをすべて質問しましょう。万が一答えられない場合は危ない業者と思ったほうが良いです。普通の業者ならば材料や施工方法、料金の内訳まで把握しているのが当然です。「わからないですけど、とりあえず塗装しておきます」なんて業者には頼みたくありませんよね?
質問するときに注意することは、全業者に同じ質問をすることです。そうすることで嘘でごまかそうとしている業者もわかります。
お問い合わせからの全工程
長年塗装業界にいますと「どのくらいの期間かかりますか?」「このあとはどのような作業をするんですか?」とご質問されることが多いです。その不安を解消するためのにお問い合わせ~アフターサポートまでの流れがわかる記事を作成いたしましたのでそちらをご参考ください。→こちら