ブログ

外壁塗装は塗る回数が多いほど良い?

2026.4.9

 

 

「うちは4回塗りが基本ですよ!」

「サービスで5回塗りでやります!」

業者さんにこのような事をいわれたら、塗り重ねられる回数が多い方が、なんとなく良いように思いますよね。

結論から言いますと、無駄に回数が多ければ良いというのは間違いです。

そういった提案を受けた場合には、建物の状況をプロの目で見ての判断なら当然理由も言えるはずですので、きちんとご説明を受けてくださいね。

 

 

●下塗り(下地の状態を整え、次の塗料がしっかり密着するようにします。)1回

●中塗り(上塗り材の1回目の塗装です。塗料の機能性を保持し、塗膜の厚みを十分に確保します)

●上塗り(上塗り材の2回目の塗装です。最後の仕上げとなります)

 

 

 

※ただし例外も有ります。

・下地(外壁材)の傷みが酷い場合には補修として下塗りを2回塗り、計4回塗りをする事もあります。

・多色塗りで模様をつけるような工法(ダブルトーン仕上げ)の場合には、4回塗りとなります。(下地の状況により計5回の塗りの場合も有り)

 

下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りは外壁塗装の鉄則なので、大手塗料メーカーから出されている塗料は、3回塗りを前提に設計されているものがほとんどです。
2回塗りでは本来の機能を発揮できず、

4回塗ったからといって耐久性が上がるわけでもありません。

 

 

外壁の劣化の度合いが重度ではなく、吸い込みも少ない建物では、4度塗りが必ずしも必要とは限りません。

※築15年以上で一度もメンテナンスをされていない建物は、下塗り2回を推奨する場合があります。

 

状況に合わない過剰な工程は、費用だけでなく無駄な塗膜厚によるクラック・膨れ・剥がれの原因になる事もあるため、不要な4度塗りを提案してくる業者には注意が必要です。

 

また、塗装の回数を増やすという事は塗料も日数も、そして人件費もかかります。

「サービスで4度塗りします!」の言葉には特に注意が必要です。

その「サービス」の分の利益はどこから捻出されるのでしょうか?

業社が負担してでも貴方の家を何がなんでも施工したい?

その可能性も0ではないですが…

 

3度塗り価格と同額で不要な4度塗りを提案する理由…(不思議です)

手抜き工事の可能性も0ではありませんので「サービスで4度塗りします」には充分ご注意ください。

 

プロの目で見て、4度塗りが必要な場合には最初から4度塗りのプランも提示するはずです。

 

 

又、面によって塗装回数を変えるという事には、リスクがある事も頭に入れておきましょう。

例えば、南面は日が当たるので4度塗り施工も、一瞥すると気を利かせた対応とも思えますが(もちろん善意での対応だとは思います)

ですが耐久性の不均一が生じます。

 

 

➡耐久性の不均一

面によって塗装回数が違うと、将来的な塗膜の耐久性や耐用年数に差が出てしまいます。そのため、メンテナンスのサイクルが面ごとにズレてしまう可能性があります。

先にも述べましたが、上塗り材の過度な塗装は、塗膜厚による膨れ、剥がれ、クラックになりやすく、デメリットもあるという事を覚えておきましょう。

※外壁の状況によっては下塗り材を2回塗る事はあります。

 

 

 

4回塗りや5回塗りを提案してくる業者だからといって、必ずしも悪い業者とは限りませんし、かといって安心できるとも断定できません。
優良業者を見極めるうえで大切なのは、「塗りの工程をしっかりと説明してくれるかどうか」です。
決して安くはない外壁塗装では、状態を正しく把握し、最適な塗装を行ってくれる業者を選びましょう。

 

お客様の声